入力種別を選んでください
現金の収支を入力する場合は「取引登録」を使います。
「取引登録」は家計簿のような見た目をしていますが、入力した内容は複式簿記で保存されています。青色申告では必須の複式簿記帳簿をカンタンに作成することができます。
レシートは、スマホアプリを使うとラクに入力できます。まずは、右下のQRコードからスマホアプリをダウンロードしましょうweb版と同じアカウントでログインをしたら「レシート撮影」を行います。
レシートを撮影すると、日付・金額が自動で読み取られるので、勘定科目を入れましょう。 入力はパソコンからもスマホからも行えます。
まずは、1枚レシートを撮影し、パソコンで確認 open_in_new してみましょう。
「仕訳形式プレビュー」機能をオンにすれば、仕訳を入力する際に、複式簿記の形式で確認することが可能です。また、仕訳帳や総勘定元帳は複式簿記形式となっています。
開始残高は「事業をスタートした時点で、いくらお金があったか」を意味しています。スタート時点での金額を正しく入れることで、1年間の収支をきちんと記録することができます。
初年度の方は開業資金の内、現金として用意した金額を入れましょう。事業が2年目以降の場合は、昨年の決算書を元に転記をしてください。
現金の残高がマイナスになる場合は、入力に漏れが生じています。よくあるケースとしては、プライベートのお財布から支払った経費が、「現金」として計上されている場合が考えらえれます。
プライベートのお財布で支払った=「事業主に借りた」ということなので、取引登録で「収入」を選択し、勘定科目を「事業主借」で処理をしましょう。
事業用の口座やクレジットカードは、freeeと同期をしましょう。同期をすると、明細はが自動で取り込まれるので、早くラクに入力することができます。
まずは口座を登録しましょう。
2018年度の申告を行う場合は、2018年1月1日〜2018年12月31日までの明細を入力します。
開業初年度の場合は、開業日以降の明細を登録してください。開業日以前の明細は「無視」しましょう。 開業前にかかった費用は「開業費」としてまとめて開始残高に入力をしてください。ヘルプ
金融機関によっては、一定期間が経過すると、過去分の明細を取得できないことがあります。その場合は手入力で入れることになります。足りない明細は「取引登録」からfreeeに直接入力しましょう。
プライベート資金として処理しましょう。「プライベート資金」は、事業には関係ない入出金があった場合に使います。 少しだけ会計的な説明をすれば、「プライベート資金」として処理を行うと、事業主借・事業主貸として仕訳がされます。
「無視」は基本的に使いません。事業に関係ない入出金の場合は「プライベート資金」で処理するからです。 ただ、以下のような場合では「無視」を使います。
(1)freeeで記帳する会計期間よりも過去の明細
例えば、2018年8月1日に開業された方が、2018年の確定申告をする場合は、2018年1月〜2018年7月31日の明細は無視します。
(2)freeeに同期している銀行間で資金移動した際の明細 (ヘルプ)
freeeでは、登録された明細を元に残高を自動で計算しています。しかし、登録内容に漏れや重複があると、実際の口座残高と、freee上の残高がズレるということがあります。
「タイムライン」機能を活用すると、いつ、どのように、ズレが発生したのかを確認することができます。 また、現預金レポートを使うと、残高の推移を通帳と照らし合わせる時に便利です。
プライベートの口座は同期せず「取引登録」から口座を「プライベート資金」として入力します。
例えばプライベートの口座に光熱費の引き落としがある場合などはこれに当たります。 ヘルプ
家賃など、プライベートと事業で兼用している費用は、一部を経費として計上することができます。(家事按分)
品目ごとに按分の比率を設定しておけば、経費として計上する金額の計算を自動化できるのでおすすめです。詳しくはこちら