フリー会計使い方ガイド

freeeを使って、経理をラクにしましょう

2種類の使い方をご案内します。知りたいのはどちらですか?

freeeの基本的な使い方を知って
日々の業務を効率化しましょう。

こんな方におすすめ

  • check_box freeeでできることや便利な機能を理解したい
  • check_box 会計業務を効率化したい
  • check_box 通年を通して日々freeeを使っていきたい


STEP1 基本操作 まずは基本的な使い方を試してみましょう

1-1「取引登録」を試してみましょう

freeeでは、経費や売上を登録することを「取引登録」と呼びます。
取引登録の画面では、難しい勘定科目なども選択式になっているので簿記を知らなくても家計簿のようにカンタンに入力することができます。

1-2「口座」を登録しましょう

銀行口座やクレジットカード・決済サービス等を「口座」として登録しましょう。 それぞれの資金の出入りや残高を管理することができます。

1-3銀行・クレジットカードを「同期」すると、もっとはやく入力できます(自動で経理)

事業でお使いの銀行やクレジットカードなどをfreeeに同期すると日付や金額が自動で入力され、さらに勘定科目も自動で推測してくれるので圧倒的に日々の入力がラクになります。

1-4「開始残高」を設定して経理をはじめましょう

各銀行口座の開始残高として、事業に関わる収支が発生しはじめた日の残高を設定します。開業日は、青色申告申請書を提出した日から2ヶ月前までなので注意しましょう。

  • 青色申告をする場合は、対象の年の3月15日まで(1月16日以後に開業した場合は、開業後2月以内)に「青色申告承認申請書」の届出が必要です。詳しくはこちら open_in_new

日々の入力をもっとラクにするためには

スマホでレシート撮影すれば取引登録もサクサク!ファイルボックス

freeeはスマホアプリもご用意しています。アプリを使ってレシートを撮れば、日付や金額を自動で読み取ります。スキャナからパソコンに直接取り込むことも可能です。

レシート画像は「ファイルボックス」に保存され、入力した取引データとレシート画像が紐づくため後から何に使ったお金なのか確認もカンタンです。
まずは、右上のQRコードからアプリをダウンロード(無料)しましょう。

発行から管理・送付まで請求書発行

freeeから請求書を発行すると、発行と同時に「売掛金」などの会計入力も自動で完了します。
請求書もPDF、メール送信や郵送代行など様々な送り方にも対応しています。

事業管理用におすすめ専用口座・専用クレジットカード

事業に使う銀行やクレジットカードは私生活のものと分けておくのがオススメです。私生活のカードと兼用していると、余計な収支情報を取得してしまい入力の手間が増えてしまいます。個人事業主の方向けには、住信SBIネット銀行やfreeeカードのご利用がオススメです。

STEP2 日々の管理 毎月の収支を入力して管理していきましょう

2-1「自動で経理」・「取引登録」で毎月の入出金を入力しましょう

毎月の収支は基本的には「自動で経理」と「取引登録」で入力していきます。最初に銀行口座を同期させた時に、あまり古い時期の明細は取得できないことがあります。その場合は取引登録で入力します。
POINTでご紹介したレシート撮影(ファイルボックス)や請求書機能を利用すると手入力箇所が減るため、入力作業を正確にラクにすることができます。

2-2締め日にfreeeの残高と実際の残高が合うか確認しましょう

毎月の収支の入力が終わったら、口座一覧からfreeeに入力した収支と実際の残高が合うか確認しましょう。
銀行口座の場合、「登録残高」(freeeに入力したデータ上の残高)と「同期残高」(実際に保有する銀行残高)が同じ金額になっていれば大丈夫です。
クレジットカードの場合、登録残高が0円になっていれば大丈夫です。


STEP3 確定申告 確定申告書を作成しましょう

3-1質問に答えるだけで確定申告書類が完成します

12月31日までの収支を全て入力したら、いよいよ確定申告書を作成します。 控除などの難しい知識は必要なく「はい」「いいえ」というカンタンな質問に答えていくだけで確定申告の書類を作成することができます。
株やFXの所得にも対応しており、書類の提出方法も電子申告・郵送・税務署へ持ち込むの3つから自由に選ぶことができます。
税務署に持ち込む場合は、お近くの税務署の営業時間を確認しておきましょう。郵送の場合は3/15消印有効です。詳しくはこちら

今からでも間に合う確定申告。
最短で申告書を作成するためのガイドです。

こんな方におすすめ

  • check_box とにかく最速で確定申告をしたい
  • check_box これから1年分のレシートを入力する
  • check_box 口座やクレジットカードがプライベート兼用
※ 詳しい手順をご説明したセミナー動画はこちら
※ こちらでご案内している手順は、これから1年分を入力する必要がある方に特化した方法です。
 来年の申告は「基本の使い方」を活用してもっとラクにしましょう。


STEP11年分の収支を入力しましょう

1-1レシートは、アプリで写真を撮って入力しましょう。

最初に、左下のQRコードからスマホアプリをダウンロードしてください。web版と同じアカウントでログインをしたら「レシート撮影」を行います。
レシートを撮影すると、日付・金額が自動で読み取られるので、勘定科目を入れましょう。

入力はパソコンからもスマホからも行えます。
まずは、1枚レシートを撮影し、パソコンで確認 open_in_new してみましょう。

1-2 銀行口座や、クレジットカードの入出金を入力しましょう

入力する数が少ない場合は、「取引登録」から直接freeeに入力することもできますが、数が多い場合はエクセルかスプレッドシートから取り込む方法が便利です。2種類の方法をご案内します

  • プライベート兼用の口座やカードは同期をせず、アップロードもしくは直接入力をおすすめしています。ヘルプ open_in_new


<エクセル編>


銀行口座への入金や、クレジットカードでの支払いなど、レシートのない取引はエクセルに入力してください。(ひな型はこちら get_app
ファイルをcsv形式で保存したら、現金の明細アップロードから一気に取り込みましょう。取り込んだデータは「自動で経理」から登録します。詳しい手順についてはこちら open_in_new をご覧ください。

<スプレッドシートでAPI連携編>


エクセルではなくGoogleスプレッドシートを活用すれば、入力した内容を直接freeeに反映させることができます。csvでのエクスポートやインポートの必要がないので、よりカンタンです。(API連携をしています)
まずは、こちらget_app からひな形にアクセスし、シートをコピーしましょう。(コピーするためにはgoogleアカウントでのログインが必要です)詳しいご利用手順はひな形に記載しておりますので、そちらをご覧ください。

1-3プライベートと兼用している費用の入力をしましょう(家事按分)

光熱費や水道光熱費など、プライベートと共用している費用は、事業での利用分を経費として計上することができます。
按分の対象となる支出を入力したら、家事按分のルールを「勘定科目・品目・比率」の3つで設定します。これで、事業で利用した比率分のみが経費として自動で計上されます。
詳しい手順についてはこちら open_in_new をご覧ください。


STEP2固定資産の登録

2-1固定資産を登録しましょう。減価償却費は自動で計算します。

事業に関わる10万円以上の固定資産がある場合は、支出として入力したあとで「固定資産台帳」にも登録します。登録さえすれば、減価償却費は自動で計上します。
詳しくはこちら open_in_new をご覧ください。


STEP3確定申告書を作成しましょう

3-1質問に答えるだけで確定申告書類が完成します

12月31日までの収支を全て入力したら、いよいよ確定申告書を作成します。
控除などの難しい知識は必要なく「はい」「いいえ」というカンタンな質問に答えていくだけで確定申告の書類を作成することができます。
株やFXの所得にも対応しており、書類の提出方法も電子申告・郵送・税務署へ持ち込むの3つから自由に選ぶことができます。
税務署に持ち込む場合は、お近くの税務署の営業時間を確認しておきましょう。郵送の場合は3/15消印有効です。詳しくはこちら

もし確定申告が間に合わなかったら??

間に合わなかった、、確定申告の期限が過ぎてしまったら

万が一、確定申告書の提出および納税までを期限内(2019年3月15日)に行えなかった場合、期限後申告として扱われ、本来払うべき税額に加えて、無申告加算税や延滞税が発生する場合があります。

これらのについての詳細は以下の国税庁のホームページをご確認ください。

納税額の変更以外は?その他のペナルティ

確定申告書の提出が期限を過ぎて期限後申請扱いになると、延滞税などの追加以外にもペナルティとして、「青色申告特別控除の減額」と「2年連続で期限後申告をすると青色申告の承認取り消し」となります。青色申告特別控除65万円を適用していた場合、もし期限後申告を行うとその額が10万円に減額されてしまいます。


また2年連続や断続的に期限後申告を行うと青色申告の承認が取り消され白色申告となり、特別控除などのメリットを得ることができなくなる可能性があります。その場合、青色申告の承認申請は、取り消されてから1年間は受け入れられず、2018年分から2020年分の3年間は白色申告となる場合がありますのでご注意ください。

個人の青色申告の承認の取消しについて(事務運営指針)|国税庁 open_in_new